雑草にも個性あり

今日も爽やかな朝を迎えました。青空と新緑がとてもきれいです。

今日のSEIKYO ONLINEから。

「雑草とは、いまだその価値を見出されていない植物である」と米国の思想家エマソンは言った。この言葉に触れつつ、農学博士の稲垣栄洋氏は「雑草かどうかを決めるのは、私たちの心なのである」と。“雑草”の烙印は人間の都合に過ぎない▼法華経に「三草二木の譬え」がある。天から降り注ぐ雨を等しく受けながら、草木はそれぞれの特性を発揮し、異なる花や実をつける。多様な草木は衆生を、雨は仏の平等な慈悲を表す。池田先生は「個性を愛し、個性を喜び、個性を生かそうとする――それが、仏の慈悲であり智慧です」と▼どんな人にも必ず、短所も長所もある。短所が、見方を変えれば長所である場合も多い。全ての人を生かし、伸ばそうという「心」があるかどうか。広布とは万人を輝かせる挑戦である。(名字の言)

「復興が今、目の前で進んでいるのを実感します」。しかし、道路や建物の整備が進む一方、人々の心の変化は、目には見えない。「元気になれたのかどうか、こちらが決める必要はないと思うんです。ただ必要とされた時に、そばにいてあげられたら」

「震災は思い出したくもない経験ですが、同時に、震災があったからこそ、人の温かさを知ることができました。今、あらためて信心を奮い起こして、“人のために灯をともそう”と決意しています」(〈みらいへの記〉岩手境田支部 東日本大震災から7年2ヶ月)

一週間の最後の一日。友を思い、爽やかに駆け抜けよう。

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