練習は実戦

最近は一段と春の到来を感じるようになりましたね。私今週からフリースをやめ、薄手のカーデガンに戻しました。ただ、明日から寒さが戻ってくるそうです。

続いている声のかすれ、昨日と比べると若干回復し、声を絞り出す感じはやや薄らぎました。この調子で一気に完治してほしいですが・・・。

さて、今日は帰りの電車で読んだ〈新・名字の言選集(新時代編)〉から。あ、タイトル、聞いたフレーズだな。

練習は実戦 実戦は練習 2016・2・27

フィギュアスケートの四大陸選手権で初優勝した宮原知子選手が、今季から始めたことがある。

報道によると、最初の準備運動から滑り終えた後の調整までの一連の動きを、練習でも試合でも全く同じにした。公式練習でも、他の選手が練習用のウエアで臨むことが多い中、宮原選手は必ず本番の衣装を身につけたという。試合でも測ったように完璧な演技を見せた。

五輪3連覇を果たした柔道の野村忠宏選手が大学2年のころ。7分間の練習(乱取り)を10本行うことを日課としていたが、恩師から叱咤を受ける。君は70分間を乗り切ることを計算して練習していると。「これからは時間を気にするな」「自分の限界までとことん追い込め。途中でバテたら、そこで休んでいいから」(『戦う理由』学研パブリッシング)

それからは最初から飛ばした。限界と感じたところから「なにくそ」再チャレンジ。あと5分、もう5分と稽古ができるようになり、壁を破ることができたという。

池田SGI会長が創大野球部に贈った指針に「練習は実戦 実戦は練習」との言葉があるが、深い勝負哲学であることを知った。人生も同じ。いつか本当の実力を出すというのではなく、きょうを全力で生きたい。そこから必ずや希望の活路は開かれる。

なかなかできないんですけどね。今日を全力で。なかなか難しいですが、常に心がけていたいことですね。

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