未知の生物に迫る

妻は私が家を出る直前、私の身支度がちょうど終わるころ、よく朝の一服タイムを満喫しています。ほんの2〜3分の間ですが、コタツに入ってテレビを眺め、コーヒーをすすりながら、甘いものを味わっています。

私はその時の妻の穏やかな表情が好きで、身支度が終わり、気が向いたときは、くつろぐ妻の表情をコタツの上に置いてあるカメラで撮影します。

今朝も妻は一服タイムを満喫していましたので、私はカメラを手に取り、洋菓子を頬ばろうとしていた妻の表情をアップで2〜3枚撮影しました。

「そんな写真、要らんよー! 消去、消去!」

「いや、まだまだグッと迫るよー。我が家の未知の生物の生態を明らかにせなあかんでねー。」

「もうっ! 味わって食べれやんやんかー!」

そんな冗談を言っていると、すぐに出宅時間になりますので、カメラを戻し、カバンを持って玄関に向かいます。

ゆめの弁当や私の朝食など、朝の家事が一段落し、ほっとする妻のひととき。今朝も、実に穏やかな表情をしていました。

未知の生物の生態研究はまだ未発表ですし(発表の予定もありませんが)、写真を載せるとすっぴんの妻から訴えられそうですので?、未知の生物の生態に迫る証拠写真は公表できないのが残念です。

そうやって、私は出宅前の忙しいひとときを楽しんでいます。

いいでしょう!?

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