昨日は思わぬ再会に戸惑いましたが、ターくんを抱っこしての唱題により、平静を取り戻すことができました。

そんなことがあった翌日だからでしょうか。今朝は、聖教オンラインを読んで、昴のことがよみがえってきました。

〈信仰体験　３・１１　震災・福光　「とびら」〉。宮城県の妻(母)を亡くした親子の体験談でした。

多くの人が涙ながらに語ってくれた、啓太さんの知らない母の一面。“お母さんは、こんなにも人に尽くしていたのか”。懸命に祈る父の姿にも心を動かされた。

私はこの体験談を読んで、亡き昴のことを思い出さずにいられませんでした。

😃

私は、生前の昴から、たくさんの元気をもらっていました。

野球！ 将来がすごく楽しみだった。進路のことも二人で話したよね。

おっとり、優しい性格。家庭内での優しいムードメーカーだったよね。

もちろん、4人のお兄ちゃんにもいろんな期待をかけていましたが、末っ子の昴はかわいさがまた少し違ったんですよね。

そして葬儀のあと。

昴の同級生や地区の方々が、私の知らない昴の生前の姿を聞かせてくれました。

中学1年のことや、小学校時代のこと、地区の座談会のこと、などなど。昴は、私たち家族にとってなくてはならない大切な存在でしたが、昴は、家族だけじゃなく学校や地域でも、友人に元気を与えてくれていたんですよね。

私は昴が亡くなったあと、そんな私の知らない昴の姿があったことを知りました。そして、人が見ていないところでも、人のためにいいことをすれば、本人にも遺族にも返ってくる、ということに気づかされました。

今日の〈信仰体験〉を読み、昴のことを思い出させてもらいました。ありがとう。

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