まったりと

朝目覚まし時計で起きると、強めの雨。今日は私の当番日でしたので、新調したカッパを着て頑張って新聞を配りました。

ただ、いつも私が乗っている軽自動車がなかったので、やむなくセレナで発進。細い道を行くのは結構大変でした。聞けば軽は、昨夜なおやたちが晩ご飯をおよばれしに行く際なおやが乗って行きましたが、アルコールをいただいたために車を置いてきたとのことでした。もちろん妻が迎えに行ったと言いたいところですが、お世話になった接骨院の奥さんに送ってもらったそうです。ありがとうございました。

🍻

昼過ぎに雨がやみ、鈴鹿の山々がくっきりと近くに見えました。

今日は家族と一緒にイオンで買い物をしたり、玄関先の植木鉢の草むしりをしたり、まったりと過ごしました。新型コロナ騒ぎの影響ですが、こんなこともたまにはいいかな。

妻が生花を買ってきてくれ、一緒に交差点へ行きました。

さて、今日の〈名字の言〉です。いろいろと考えさせられる内容ですね。

イソップ童話の「うさぎとかめ」は、足の速いウサギと遅いカメが競走し、油断して眠ったウサギに、カメが勝利する物語。ゆっくりでも着実に前進する大切さを伝える話とされる▼童話は世界的に有名だが「人や国によって解釈が異なるようです」と、取材先の識者が教えてくれた。ある国際会議で彼が童話の教訓を話すと、エジプトの学者はウサギとカメの競走自体が愚かだと力説。ウサギにもカメにもそれぞれ良さがあることから、「個性の尊重」が童話の真意ではないかと述べた▼一方、タイの学者は「共に生きる」がテーマと主張した。ウサギが横たわっているのに、なぜ声を掛けないのか。眠っているだけならいいが、病気やけがだったら大変だ。そんな時はウサギを起こして一緒にゴールを目指すことを子どもたちに教えたい、と▼「着実な前進」「個性の尊重」「共生」――同じ話でも国や文化が異なれば受け止め方も違う。とはいえ、どれも知恵に満ちた興味深い観点。捉え方の“違い”は“豊かさ”ともいえよう▼心の状態によって現実は姿を変える。御書に「浄土と云ひ穢土と云うも土に二の隔なし只我等が心の善悪によると見えたり」(384ページ)と。伸びよう、学ぼうという心がある限り、どんな状況も成長の好機に変えられる。

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