精一杯生きる

今日の〈名字の言〉をご紹介します。

詩人の星野富弘氏の作品にこんな詩がある。「捨てた鉢に花が咲いた/夏の盛り垣根の下に/ひっくり返って/いたやつだ/私がもし/あんな目に/あわされたら…/それでも/咲いている/きれいに咲いている」(『いのちより大切なもの』いのちのことば社フォレストブックス)▼草木は、どんな環境でも懸命に自らの花を咲かせる。事故で手足の自由を失った星野氏は、そのけなげさ、尊さを温かなまなざしで見つめた▼ある壮年は不慮の事故で頸椎を損傷し、下半身が動かなくなった。心は激しく揺れ、不安にさいなまれた。それを乗り越えたのは、同志からの度重なる励ましと、池田先生の言葉だった。「自分自身が、かけがえのない、尊貴な、美しい生命の花を持っている」▼“同じ生きるならば、今この状況から、自身の花を咲かせ切っていこう”――壮年は誰よりもリハビリに励んだ。明るく前向きな姿に周囲は「こちらが元気をもらいます」と。自分にさえ負けなければ、人生の喜びはいつでも創造できる。壮年は「やれることは、まだまだあります!」と笑顔で語っていた▼生命には、いかなる風雪にも朽ちない“希望の種子”がある。精いっぱい生きる誓いを糧に、使命の花を咲かせよう。

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