名字の言
ドジャース優勝!
いやー、やまもとよしのぶナイスピッチング!!
㊗MVPです。
さて、〈今日の名字の言〉はよかったですねー。
闘病中の同志に贈りたい。そんな内容でした。
名字の言 「炎のストッパー」を強くした心
「炎のストッパー」と呼ばれた野球選手がいた。広島東洋カープの故・津田恒美投手。闘志むき出しで投げる直球が持ち味だった。今年ではや三十三回忌を迎えたが、彼の勇姿は今も語り草である▼元々、気弱な性格。そこで自らの登板を「人助け」と称し、前の投手に勝ち星をつけるために投げると考えた。すると「ストレートが速くなっているような感じ」がしたという(堀治喜著『甦る炎のストッパー 津田恒美』学陽書房)。彼を強くしたのは“周囲のため”との心だった▼広島市安佐北区にステージ4のすい臓がんを宣告された壮年部員がいる。3度の手術、11クールの抗がん剤治療を受ける中、募らせたのは「周囲のために命を使おう」との誓願だった▼症状が落ち着くと、自治会長として道路掃除などに汗を流した。すると“私も協力したい”と自治会加入者が増加。会社でも、何でも言い合える雰囲気づくりに努める彼の人柄に触れ、一人が“私も信心したい”と先月入会。地元組織でも仏法対話に挑む友が増えている▼「自分のためだけではない。人のために生きる。人のために尽くし、ともに希望の道を進んでいく――そこにこそ、人生の喜びと価値は光る」と池田先生。足元からその挑戦を重ねよう。

