写真展の準備
今日は、妻と写真展の準備に没頭した1日でした。
大勢の方々に来ていただこうと思うと、いろいろと考えてしまうものです。私たちは、私たち遺族や亡くなった昴から、何らかのメッセージを発信したいと考え、写真展を開催しようと決めました。写真を見ていただくだけでもメッセージ性はあると妻は言いますが、写真だけではなく、言葉でもメッセージを発信したい。だから、妻と話して、メッセージカードを作成することにしました。ほんの一言ずつですが、来られた方に自由に持って帰っていただけるメッセージカードをこれから作成していきたいと思います。
今夜8時ごろから、テレビで、交通事故鑑定人の番組をやっていたようです。昼間やっていた番組紹介で私はその番組のことは知っていましたし、番組が始まってから妻の友人が教えてくれました。
しかし、私はまったくその番組を見る気になりませんでした。番組の冒頭、17歳の息子さんを交通事故で亡くしたお母さんが、泣きながら息子さんへの思いと交通事故への不信感をあらわに話し始めていましたが、ただむなしいだけでしたので、チャンネルを変えました。
私たちの昴の裁判は、これから検察や裁判所から呼ばれ始まっていくことになると思いますが、たとえ事故の真相が明らかになっても、昴は帰ってこないです。
妻が言っていました。妻が主催する子育てサークルで何を話そうか。
かけがえのない今を大事にしてほしい。泣かずに話せるかな。