気分がすぐれない そして怒り

今朝は気分がすぐれません。全然元気が出ないし、久しぶりに腰もズキズキする。

仕事に向かう駅への途中で、一人の中学生が勢いよく自転車を漕いでいました。短パン・Tシャツに白いヘルメット。同じ方向でしたので、私の車と競争する形になりました。そしてその子が昴にそっくりの体型をしていました。

私は、昨日の被告弁護人の言葉を思い出してしまいました。

「被害者が、ぶつかって取れるようなヘルメットのかぶり方をしていたから、被害者にも落ち度がある。」

昴はいつも、喉元までヘルメットの紐を締めていました。そのことは、ドライブレコーダーの動画でもはっきりとわかります。そもそも、紐で首を締め付けていては、苦しくて自転車は運転できません。

66キロのノーブレーキで突っ込まれたら、どんな被り方をしていても、頭がフロントガラスに直撃してしまえば、ヘルメットはいとも簡単に外れてしまうんです。今さらそんなことを相手の弁護士から、結審の直前になって言われるとは、考えてもみませんでした。怒りがこみ上げます。的外れなことを言ってるんじゃない!

被告弁護人は、それ以外にもいくつか、加害者に有利な点があると述べていましたが、いずれも耳を疑うようなことばかりでした。これ以上は思い出したくありません。

これほどまでに、なぜ被害者遺族が苦しめられなければならないのでしょうか。

どんな非常識なことでも自由に発言できてしまう、日本の裁判制度に、今は強い疑問と激しい憤りを感じます。

でも、昨日のことはもう忘れたい。

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