読み比べ

母親としての包容力について今朝投稿していたところですが、読み返してみると、感情的になりすぎていて、読んでいただいたとしても、誰もいい感想は持てない内容だと思いましたので、削除しました。

今日はあまり寒くありません。仕入れてあった中古のダウンコートをなぜか今日から着用してしまい、ダウンが暑くて、逆にちょっと後悔です。ちゃんと天気予報をチェックしないと、こういうことになりますね。

今日から再開した〈名字の言100選③〉。『子らを育む「心のギア」』というタイトルの1992年の名字の言からです。

「その時の母の後ろ姿は大きくて、後光が差しているようでした」。小学五年の少女の作文である。友を招いて開く少女の誕生会には、鉄工所を営む父も参加するのが常だった▼ある日、少女が母に「今年もお父さん、誕生会に出るのかな?」「そうよ、楽しみにしていたわ」「そう・・・・・。お父さん、出ない方がいいんだけどな」。意外な言葉に母は驚いた。「どうして?」「だって、お父さんの手、油で汚れて、きたないんだもん」▼瞬間、母の顔色が変わった。「何を言うの! それなら誕生会はやめましょう。働くお父さんのお陰で開ける誕生会じゃないの。お母さんはそんなお父さんが大好きよ」。毅然と言い切り、台所に立つ母の姿に少女は目覚め、両親を誇らしく感じたのだ(上寺久雄前兵庫教育大学長の講演から)▼そんな時、子を叱るか、同調するか、沈黙するか。一瞬の生命の姿勢に、夫婦の心の絆が浮き彫りになる。「お父さんのような人と結婚しちゃだめよ」などと、冗談にも口にするようではいけない。互いに尊敬し、たたえ合う夫婦の信頼の絆こそ、後継の子らをはぐくむ心の大地といえよう▼(省略)

んー。考えさせられますね。

過去の〈名字の言〉もやっぱりいいです。

またしばらくの間、新人間革命第1巻と名字の言100選の読み比べでいこうと思います。

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