一日も早い鎮静化を

新型コロナウイルス感染症の拡大が止まりません。

拡大防止のためのイベント中止が相次いでいて、昨日は安倍総理大臣が、3月2日以後全国の全学校で臨時休校にするよう要請すると報じられています。

感染拡大を防ぐためには仕方がないこと。かもしれませんが、拡大防止策の実施によるさまざまな影響は甚大なものになるだろうと想像します。未曾有の事態ですね。

政府の思い切った策が功奏し、一日も早く鎮静化することを切に願います。

😊


さて、今日の〈名字の言〉がよかったので、ご紹介します。

生花店を営む友が語っていた。「花を育てるようになって、雨の日が好きになったという人は多いんですよ」。なるほど。試練や苦労もまた、幸福の花を咲かせるための“雨”と思えば、捉え方も変わってくる▼ある女子部員が体験を話してくれた。脳性まひで生まれ、右半身に障がいが残った。それを理由に、どれほどいじめられたか。一番つらかったのは、最初の就職先から突然、解雇された時。「あなたは足が悪いから仕事を頼みにくい」と言われた▼でも負けなかった。10社、20社と不採用になっても、再就職の活動に挑み続けた。そして、ついに64倍の競争率を勝ち越え、法律支援を行う事務所の職員に採用された。今、職場の弁護士や同僚から寄せられる信頼は絶大だ▼「人生は、きれいな道より、でこぼこ道の方ほうがおもしろいですよ」「だって、つらいと思う時は成長している証ですもの」。人知れず流した悔し涙、一人もらした落胆のため息……。そのすべてを“成長の雨”にして咲かせた、花のような笑顔である。話を聞き、胸に温かいものが広がった▼仏法では、人それぞれにある尊い使命を「桜梅桃李」と譬える。一つ一つ、色や形は違う。けれど、どれも厳しい冬を越えて咲く“春の花”。人生の庭に咲き薫る美しい花々である。

年が明けてから通勤電車の混雑がなくなったと感じていますが、今日は一段と乗客数が減った気がします。

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