母の日

今日は「母の日」です。池田先生の〈四季の励まし〉では、「母の慈悲」を最大に賛嘆されておられます。私も大賛成です。記事の一文一文を噛み締め、母への感謝の気持ちを新たにしたいと思います。

以下、〈四季の励まし〉全文です。

〈四季の励まし〉 きょう「母の日」――平和の太陽に感謝

 この世に、
 最大限の平和の光を
 贈り続けている太陽、
 それは「母」である。
 その母たちが、
 最大限の
 栄光と幸福に包まれ
 報われゆく時代こそ、
 「女性の世紀」では
 ないだろうか。

 歴史を振り返れば、
 どれほど多く、
 母たちの悲しみの涙が
 流されてきたか。
 海よりも深い
 母の慈愛には、
 人々を正しき軌道へと
 導く力がある。

 家族のため、
 近隣のために、
 自分らしく、
 誠実に精一杯の努力をして
 生きてきた女性の一生は、
 平凡であっても、
 尊く美しい。

 完璧な母親などいない。
 欠点も長所もあるから、
 人間なのだ。
 そこに人間らしさがある。
 だからこそ、
 子どもも安心できる。
 自分らしくて
 よいのである。

 「母の慈悲」は、
 人間に、そして
 生きとし生けるものに、
 自然に与えられている
 「仏の心」であると
 言ってよい。
 子を思う「母の慈悲」は
 万人を思う「仏の心」に
 直結する。
 それゆえに、
 人間は誰もが
 「母の慈悲」に
 触れることによって、
 「仏の心」を直接に
 体験することができる。
 「母の慈悲」は、
 全ての人間に開かれた
 大いなる
 精神的恩恵なのである。

 私たちは、
 この健気な母を幸福にする
 「責任」がある。
 いな「使命」がある。
 これが「人生」だ。
 この平凡にして偉大な母を
 幸福にしていくことこそ、
 全世界の平和への
 第一歩なのである。

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 白ゆりの大輪が、ひときわ美しく咲き誇っていた――。2007年(平成19年)11月、池田大作先生が都内でシャッターを切った。
 その優美さから古来、人々に愛されてきた、ゆりの花。古代ローマでは「希望」を表すものとされた。中世ヨーロッパの貨幣には、ゆりの花が刻まれた。
 白ゆりは、創価学会の婦人部のシンボルでもある。1951年(昭和26年)6月10日、婦人部の結成に際し、第2代会長・戸田城聖先生は和歌を詠み贈った。「白ゆりの 香りも高き 集いかな 心の清き 友どちなれば」。また、池田先生は「白ゆり長」が誕生した2004年(平成16年)9月、「白ゆりの花は、勝利と栄光の紋章」と述べ、婦人部の友の幸福を心から念願した。
 きょうは「母の日」。人は皆、母から生まれてきた。永遠に崩れない福徳と安穏を祈りつつ、“感謝の花束”を贈りたい。
 お母さん、本当にありがとう!

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