誓いの朝

今日は5月14日、昴の月命日です。

朝の勤行では、生前の昴に思いを馳せ、昴が私に教えてくれた「自他共の幸福」を祈りました。月命日の朝は、昴への誓いを新たにする日だと思うようになりました。

勤行の後、私たちは、先日信濃町で買ってきた日めくり御書を読んでいます。今日の御書は次の一節でした。

何なる世の乱れにも各各をば法華経・十羅刹・助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり  (呵責謗法滅罪抄)

今日のSEIKYO ONLINEの先生の指導にも、同じ一節が引かれていました。

「湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く」祈り抜くことだと指導されています。

背筋がピーンと伸びる思いです。

そして、〈御書カフェ 華陽姉妹の語らい〉では、桜梅桃李の法理が紹介されています。

桜梅桃李の己己の当体を改めずして無作三身と開見す(御義口伝)

「自分の性格を卑下する必要はない。また、無理に直そうとする必要もない。信心を貫いていけば、それはやがて美点に変わっていく。自信をもって、自分らしく生き抜いていきなさい」と。

自分らしく! これが仏法の「桜梅桃李」の法理である。桜は桜、梅は梅……自らの命の限りに燃えて咲く花は、なんと美しいことか。

早く咲く人もいれば、ゆっくり咲く人もいる。君は君らしく咲け! 遠慮などいらない。

また一週間、自分らしくがんばろう。

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