眼前の言い争い

今日の帰りの電車で、男性同士のケンカと言いますか言い争いに遭遇しました。しかも私のすぐ目の前で。とても気分が悪いです。

私が座席に座ったときには、すでに言い争いは始まっていました。その二人の男性、片方は50代、もう片方は大学生といったところだと思います。横並びの隣に座っていました。

最初は、知り合い同士で話しているんだと思いました。しかし、妙に至近距離で顔を見合わせ、どうも様子がおかしい。聞こえてくる会話はどうやら言い争いでした。

大学生が座席にバッグを置いていたことに対して、50代が何か文句を言ったのが発端のようでした。

二人は次第にヒートアップしていきます。

「うるせえ、ジジイ! 座席を確認しただけじゃねえか! おう、ちょっとでも触れてみろ!」

一触即発です。

そのとき、大学生が近くの他の乗客と話していた乗務員さんの姿を見つけ、突然席を立って歩み寄りました。

「私の隣の客が文句を言って、掴みかかってきたんですよ!」

乗務員さんは困ってしまい、大学生を少し離れた予備の座席へ移動させ、車掌さんを呼びに行きました。

電車が駅を出発した直後、若めの車掌さんがやってきました。車掌さんは、次の停車駅で駅員を呼んだのでそこで話を聞くと、続けて二人に説明していました。たまたま当事者の二人も次の駅で降りるようでした。

少し離れた大学生に説明していると、どうやら大学生は、警察を呼ぶよう訴えているようでした。

私も二人と同じ駅で降りました。駅員さんが二人ホームで待っていて、当事者二人は駅員さんに従われ、一緒にホームから階段を登っていきましたので、私から四人の姿は見えなくなりました。

🚬

大学生の方が随分と場慣れしている感じがしましたし、私が見る限りでは、50代は掴みかかってはいない。しかも、大学生は途中から50代を明らかに挑発していました。だから、大学生の方が警察を呼ぶなんてことは、おかしい感じがしました。

それにしてもわかりませんね。どこにどんな危ない奴がいるかって。私も先日、年配の男性に手を振り上げられましたから。

おかげで、いつもなら穏やかな気持ちで本を読むところ、今日も本は広げましたが、まったく集中して読めませんでした。

その大学生、至って大人しそうな顔つきだったんですよ。

どこにキレやすい人がいるのか。わかりませんねえ。

人は振る舞いが大事ですよね。人を敬う気持ち。

🚃

今夜は妻との打ち合わせ通り、一緒にジョギングしてきました。帰りの出来事やそれ以外のくだらないことや、くだらなくないことまでいろいろとしゃべりながら、ゆっくり走りました。妻に帰りの言い争いのことを根掘り葉掘り聞かれ、その時のことを思い出しながら詳しく説明しましたら、気持ちがスッキリしました。今夜はやたら虫が多くて、走りにくかったです。

🏃‍♂️

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