いけません
私は今、帰りの電車で大白蓮華の6月号を読んでいます。今日は、70ページから73ページまで進みました。〈連載 いのちの光〉の後半部分で、いずれも発達障害や自閉症に向き合う女性の同志3人を紹介している、その3人目のところでした。
今日もすごくいいことが書かれていましたので、ご紹介します。
子育ての葛藤の中で、「絶対に大丈夫」という大確信の言葉に何度も救われ、親子共に生きる力をもらってきました。人生に負けない仏法の哲学と、この学会家族の温かさを、息子に残すことが、母親としての最大の使命だと感じています。
舞台を後にしようとしたその時、先生から声を掛けられた。「人を喜ばせることができる人間は少ないんだよ。その気持ちを忘れてはいけないよ。」と。その言葉があったから、どんな時も楽しく、笑顔を忘れず、日々の暮らしに希望を見いだしてくることができた。「先生から、”自分自身の生き方を通して、人に勇気と希望を送っていきなさい”と教えてもらったんです。」だからこそ、どんな悩みや苦しい出来事に直面しても、山口さんは笑みを絶やさない。
私は記事を読みながら、すごく心に響いてきたんですが、先週末、私が妻に向けてしまった情けない言動を思い出し、また自責の念が湧いてきました。
妻は私に悩みを聞いてもらいたかっただけだそうですが、最初から最後まで長々と話す妻に対し、私は妻の話が一通り終わった後、思わず「もっと簡潔に。」と言ってしまったんです。
私のその言葉を聞いた妻は、とても悲しんでいました。
いけませんね。染み付いた仕事の癖が出てしまい、ついつい結論を急いでしまいます。
そんなことでは、悩んでいる人に寄り添えない。
そう言われ、ハッとしました。
先週後半、〈連載 いのちの光〉の前半部分を読み、発達障害の人にも心から寄り添うことが大事だと感じていたのに、はなから自分の妻に寄り添えないとは、本当に情けないですよね。
失った信頼は、私自身のこれからの行動で取り戻すしかない。
大白蓮華を読み、そう決意した今日の帰路でした。
今日はいい天気でしたが、間もなく梅雨入りが予想されています。だから今夜は、会合の妻にかまわずジョギングしようと考えていました。しかし、今日午後弁護士さんから連絡があり、次回の裁判の形がほんの少しですが見えてきました。だから、今は題目をあげたいと思いました。ですので、ジョギングは中止。おかずのトンカツも美味しかった。ということで、また体重アップの道を突き進む私なんですよね。
妻がバタバタと会合に出掛けて行きました。