母へ贈った詩
帰りの電車で読んだ〈名字の言100選②〉から。題名は「生命に限界はない」、1992.12.4の名字の言になります。
脳性小児マヒの娘さんを持つ親子の話に、胸が熱くなりました。以下、その一部です。
▼奈穂美さんは、脳性小児マヒで体の自由と言葉を奪われた。彼女が三歳の時、両親は彼女の幸せを願って入会した。幼いころ、両親の膝の上で唱題の声を聞いて育った。母・富美子さんは三十年、本紙の配達員をしながら、頑張ってきた
▼母にこんな詩を贈った。「ワタシハ ナニモシテアゲラレナイ ダカラ ココロオコメテアナタノケンコウオ イノリマス イツマデモ ゲンキデイテクダサイ ソシテワタシカラ シアワセオ アゲラレルヒオ マッテイテクダサイホントウニアリガトウ! オカアサン」
あゝ 昴
駅に停めてあった車の中で、涙が、涙が止まりません。