ただただ感謝

今日は「いい夫婦の日」。朝一、聖教オンラインの「社説」のタイトルを見て気付きました。

聖教オンラインを読みながら、朝ご飯を食べながら、そして朝の勤行をしながら、妻へ思いを馳せました。結婚して約25年、5人の子を産み育て、これまで家族のために尽くし続けてくれました。妻に対しては、ただただ”感謝”しかありません。これからも、様々な苦楽を共にしていくことになると思いますが、一緒に信心で乗り越えていこうね。よろしくお願いします。

朝の勤行をしながら、妻が日々の家事をしてくれている姿を思い浮かべていたところ、一昨日のテレビ番組「僕らは奇跡でできている」のワンシーンを思い出しました。それは、主演の高橋一生が、共演の女性に対する思いを伝えるシーンです。

「僕は、〇〇さんのすごいところを100個言えます。本当ですよ。〇〇さんは◯◯できます、◯◯もできます、◯◯します、・・・・・・」

照れくさくて、妻のすごいところ100個言うなんてできませんが、相手のことを思い、相手の姿を100個思い浮かべられれば、どんなに幸せな気持ちになれるでしょうか。そんなことを思いながら、今夜職場の方との懇親会につき、駅まで妻に同乗してもらいました。

最後に、今日の聖教新聞の「社説」です。

〈社説〉

きょう「いい夫婦の日」 2018年11月22日
試練に絆を強め和楽の家庭を

 きょう11月22日は、いい夫婦の日。家族、夫婦のあり方は千差万別で、時代と共に変化していくもの。それぞれに理想があり、ルールもあるだろう。
 目指す姿は異なっても、万人に通じる点もある。「たのしみは……」で始め、「……とき」で終わる短歌を募集する「第23回平成独楽吟」(福井市など主催)に、心温まる2首があった。
 「たのしみは世界で一番あたたかい家族みんなで過ごしているとき」――家族の笑顔が浮かぶ。仲良き家族は何よりの子育て環境となろう。子どもが父母を慕い、その生き方に誇りを持てることが幸せに違いない。
 学会員の家庭における信心の継承も、やはり親子間の自然な心の交流が土台となろう。
 「たのしみは妻のバス旅思い出をわが病床で嬉々と聞くとき」――闘病中にあっても希望を紡ぐ夫婦。人生には思いも寄らぬ山坂があるもの。支え合える関係は、かけがえのない宝だ。
 信仰体験の取材では、多くの家族の人生に触れる。和やかなだんらん風景を見ただけでは分からない、言い知れぬ労苦の歳月が、どの家庭にもある。
 ある婦人部員は、30代で右胸に乳がんが見つかった。告知に衝撃を受けた直後、夫の職場へ行って顔を見ると、心が安らいだという。“闘おう!”。夫の表情に決意がにじんでいた。夫にしても同じだった。不安よりも、妻の覚悟に励まされた。
 胸の摘出手術後、悲哀に涙した日々があった。子育ての壁にぶつかり、3人の子の不登校に悩んだ経験も。励まし合う中、妻には、学会活動をして帰宅する夫が頼もしかった。結婚後に入会した夫の変化ほど、心に勇気の灯をともしてくれるものはなかった。暗く出口が見えない試練の時に、夫婦の絆を強め、今では家庭に笑い声が絶えない。
 創価学会は「永遠の五指針」の第一に「一家和楽の信心」を掲げる。池田先生はつづった。
 「一家和楽の信心は、家族のそれぞれの幸せを、約束していくであろう。しかし、それには、幾つもの難という試練に勝たねばならない。一生成仏という大空に、悠々と舞い上がっていくには、難という烈風に向かって飛び立たねばならぬ。その難に負けない信心こそが、永遠の幸福の城を築きゆく力なのだ」
 何かをつかんだ先のゴールが「いい夫婦」ではない。さまざまな人生の風雪にくじけず進む一歩一歩に価値がある。その道から見える“景色”さえも、共に楽しめる関係でありたい。

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