出会いに感謝!

今日の〈名字の言〉の全文です。

〈名字の言〉 2018年12月5日

 生物学の観点からいえば、人間として生まれる確率は、当選金額1億円の宝くじを100万回連続で当てるよりも、まれである――「平和の文化と子ども展」(主催=創価学会女性平和委員会)で、そんな趣旨の展示パネルを見たことがある▼ならば、“その「大いなる奇跡」を経て、この世に誕生した人間同士の出会いとは?”と考えてみる。親友、夫婦、家族、同志、そして師弟――もはや、あらゆる尺度をはるかに超え、感動と感謝の思いしか湧かない▼ある婦人部員が夫の遺品を片付けていた時のこと。学会活動に愛用していたバッグから1枚の「入会希望カード」が出てきた。そこには、婦人も知る友人が自署した氏名が書かれていた▼カードをじっと見つめ、婦人は決意した。“この弘教を結実させられるのは私しかいない”。婦人はその友人を訪ね、仏法対話を。家族の病で悩んでいた友人は、後日、進んで入会した。生死を超えた夫婦の絆は、かけがえのない広布の実証を刻んだ▼良き出会いと温かな心の交流は、人生をどこまでも豊かにする。今年もあと1カ月足らずとなった。この一年の数多くの貴重な出会いに感謝し、築いた友情を大切に育んでいきたい。人と出会い、友好と信頼を広げていく。そこに確かな創価の前進がある。

出会いに感謝! この思いを、闘病中の友に贈ります。私たちは、いつまでもずっと、友の回復を祈り続けていきます。そして、この尊き信心を、いつか一緒に共有できるときが来ればうれしいと思っています。

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同志

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