阪神淡路大震災24年
あれから24年なんですね。明日1月17日は、阪神淡路大震災が発生した日でした。聖教オンラインの『〈社説〉阪神・淡路大震災から24年-価値ある人生とは何かを問う -』を読んで、思い出しました。結婚間もない私と妻は、あの日も2人で朝の勤行をしていました。その時、大きな揺れが。あの時のことはいまだによく覚えています。
〈社説〉で紹介されていた被災女性のことばが、私の心に残りました。
阪神・淡路大震災で、姉を亡くした女性は毎年、「1・17」は自身の人生を見つめ直す日にしている。24年前の震災前夜、姉とじゃんけんをした。勝った姉がそのまま1階で寝て、負けた自分は2階の部屋へ移った。翌朝、地震で自宅1階がつぶれ、姉は亡くなる。
心は喪失感に覆われ、頑張ろうにも力が入らなかった。体重は10キロ以上落ちた。池田先生の言葉が背中を押してくれた。〈人間には、希望をなくさない限り、苦しみを幸福に変える力があります〉〈我らに絶望は断じてない。日蓮仏法の信仰は、永遠の希望の光源である〉
仕事、結婚、子育て、何かに悩むたびに心の中の姉と対話し、前を向いた。彼女は毎年の「1・17」、姉に決まって報告する。「お姉ちゃん、今年も精いっぱい頑張って生きたよ」
一日一日を大切に。
すばる、今年も精いっぱい頑張って生きたよ。
昴の命日には、毎年そう報告できる自分でありたいと思いました。