清々しい朝のスタート
今朝は新聞を妻にまかせ、ゆめの野球も遅くでいいとのことで、本当はゆっくり寝ていられるんでしたが、トイレに起き、外の野良猫がギャーギャーうるさいのとで、結局起きてしまいました。トホホ。
でも、早起きは三文の徳、じゃないですが、聖教新聞を読むと、すごくいい感じでした。今日は妻と、実家のある春日井へ行く約束をしています。予定外の早起きをして聖教新聞を読んだ結果、一日が、充実して過ごせそうで、清々しい朝のスタートとなりました。
ではまず、〈わが友に贈る〉です。
「一生空しく過して
万歳悔ゆること勿れ」(御書P970)
二度とないこの瞬間を
全力で走り抜こう!
自分に勝つ人たれ!
私は、カズンさんの『プレイボール』を聴きたくなりました。
続いて、〈名字の言〉です。
今年は冒険家・植村直己の没後35年。世界で初めて五大陸の最高峰を制覇し、人類初の犬ぞりによる北極点単独行を成し遂げるなど数々の偉業を果たした▼氏はこんな言葉を残している。「人生の岐路にたたされたときの決断は、その人にとって大きな冒険ではないかと思う」(『男にとって冒険とは何か』潮出版社)。“冒険”は遠い世界でなく日々の生活の中にもある▼先天性緑内障の広島の男子部員。32歳の時、目がほとんど見えなくなった。手術の難しさに逡巡していた頃、末期がんの壮年部員と出会う。病魔と恐れなく向き合う壮年の姿に衝撃を受けた彼は、手術を決断。無事成功し、視力も以前より回復した。その後、白杖を手に就職活動。100社以上の不採用の末、内定をつかんだ彼は、苦難に負けない生き方を周囲に語り広げている▼池田先生は「前へ進めば、逆風もある。壁にぶつかることもある。もうだめだ、と思った、そこからが、本当の勝負だ」と。進むか退くか――最も苦しい時に人間の真価が問われる。嵐の中へ、あえて踏み出す一歩が自分を劇的に変える▼最大の壁は自身の心にある。それを乗り越える戦いは冒険の名に値する。恐れと弱気を制覇した勇者だけが、頂に勝利の旗を打ち立てることができる。