甚大な豪雨被害

今朝も爽やかな朝です。

台風19号による豪雨被害の状況が日増しに明らかになってきています。当初は報道されていなかった栃木や茨城や福島や宮城も、川の氾濫による甚大な被害が出ていて、ニュースや記事を見るたびに心が痛みます。

昨日の休刊で1日空いた聖教新聞には、台風の被災地を回って被災者を励ます学会幹部の姿が幾重にも紹介されていました。

一日も早い復興と、被災に負けない心を応援したいです。

最後に、今日の〈わが友に贈る〉と〈名字の言〉をご紹介します。

〈わが友に贈る〉

「一切衆生の同一苦は

悉く是日蓮一人の苦」(御書P587)

 同苦こそ仏法の精髄だ。

 苦悩の友に寄り添い

 勇気を送りゆこう!

💓

〈名字の言〉

 朝、電車に乗っていると、いくつか先の駅で人身事故があり、しばらく運転を見合わせるとのアナウンスが流れた。静まり返る車内で、誰かの舌打ちが聞こえ、空気はさらに重く▼ようやく電車は動きだしたが、駅に停車するたびに多くの人が乗り込んでくる。その中に通学途中の小学生がいた。すると座席にいた2人の男性が同時に立ち上がり、「僕、こっちこっち」と呼び寄せた。乗客の協力で空いた隙間を通って、腰掛けた児童が大きな声で言った。「皆さん、ありがとうございます」。すし詰めの車内に笑顔が広がった▼人間には、自分の得を求める“利己の心”と、悩める他者に尽くしたいという“利他の心”がある。池田先生は「『利己』と『利他』のどちらに力点があるかで、人間の偉大さは決まる。信心が本物かどうかも決まる」と語っている▼台風19号は各地に甚大な被害をもたらした。かけがえのない人命の犠牲。行方不明の方の捜索も続く。炎天下に汗して育てた作物の収穫を目前にした田畑の水没。思い出多き家屋の倒壊……。やりきれなさに胸が詰まる▼私たちの多くが実際の復旧に携われるわけではない。だが苦闘する友を思い、祈ることはできる。希望を失わず、善の連帯で列島を包み、共に試練を乗り越えたい。

大学生のわが家の二男が、被災地の復興ボランティアを考えているそうです。いろんな手続きなどで、そう簡単に行けるものではなさそうとのことで、実現するかどうかわかりませんが、ボランティアを実際に検討し始めた二男を誇りに思います。

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