感動の一戦

昨夜のボクシング井上尚弥選手の試合、感動の一戦でした。

たとえばWBCなど、世界に数あるバンタム級のチャンピオンが集まり、トーナメントで戦う世界一決定戦の決勝戦。それまで井上選手は圧倒的な強さで他を寄せ付けず、決勝に進出してきました。対する相手も“レジェンド”と言われるフィリピンの選手。しかし私は、これまでの井上選手の強さを見てきていますので、今回も井上選手が圧勝するだろうと気楽な気持ちでテレビ観戦し始めました。どうせ今回も、1・2ラウンドでノックアウト勝ちするだろう。

ところが、試合は2ラウンドに相手選手の左が井上選手の顔面をとらえ、井上選手は右目のまぶたを切ってしまい、井上選手としては初めて顔から流血する予想外の展開となってしまいました。

井上選手としては、カットした右まぶたを守りながらの試合運びとなり、いつもの圧倒的なパンチが見られません。相手選手も相当強くて、8ラウンド、9ラウンドと試合が進むにつれ、井上選手がグラつかされる場面も出てきました。途中何度も、ヤバイかもと思いました。それでも井上選手は何とかしのぎ、逆に11回には、起死回生の左ボディでダウンを奪います。

相手選手も10カウントギリギリで立ち上がり、試合再開。結局試合は12ラウンドでのノックアウト決着はつかず、判定の結果、井上選手が勝利を収めました。

12ラウンド終了の瞬間、両選手は互いに抱きついて健闘を称え合っていました。

試合前半でまぶたを切り、圧倒的に不利な状況でも、我慢を続けて試合を進め反撃のチャンスをうかがった、井上選手の精神的な強さに深く感動しました。

私は観戦中全身に力が入ってしまい、ひどい肩こりに陥ってしまいましたが・・・。

💤

さて、今日の〈信仰体験〉は、娘さんの白血病を乗り越えた大阪のご家族の体験談でした。

真剣な祈りが、家族を幸せにしていくんですね。治って本当によかったですね。記事の最後のところが特に印象に残りました。

“平穏な毎日を送れることが、どれほど素晴らしいか”――大西さんが、信仰の喜びをかみ締める瞬間である。

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