真心の連携

5日(日)の〈名字の言〉になります。

帰りの電車で、オンラインを読んでいたところ、最近のおすすめ記事に載ってたんですが、あれ?こんな名字の言あったっけ?って感じで読みました。その内容がよかったので紹介します。

先月の公立高校受験日の朝。電車に乗っていると、乗り換えの別の電車が信号故障で運転を見合わせていると車内放送があった▼そして車掌は落ち着いた声で続けた。「先ほど、教育委員会から『遅れても受験できます』との連絡が入りました。受験する皆さんのご健闘をお祈りいたします」。不安と緊張の中、想定外の出来事に見舞われた受験生は、このアナウンスにどれほど安心したことだろう。“真心の連携プレー”に思わず胸が熱くなった▼けなげに頑張る人が大変な状況になったら、周囲の人々は“何か力になれないか”と、心と体が動くものである。数十年前、新聞奨学生の学生部の同志がいた。母子家庭だった彼は、学費を自分で工面する約束で、遠い実家に母を一人残し、都内の大学で学んでいた▼学生部の先輩は夜遅くアルバイトから帰ると、これから新聞配達に出る彼の無事故を祈るのが常だった。同じ地区の多宝会の女性部員は、毛糸で編んだ厚手の靴下を贈った。多くの慈愛に支えられた彼は卒業後、故郷で公務員となり、母子で再び地域広布に励んでいるという▼小さな親切も、それがつながれば、人を奮い立たせる大きな力になる。そんな励ましのリレーをつなぐ一人になりたい。

明日からまたがんばろう!自分なりにがんばろう。と思いました。

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