連日暑い日が続きます。ただ、山陰，九州に続き、北陸でも豪雨被害が。被害者とご家族のことを考えると、胸が締めつけられる思いです。

今日の〈名字の言〉がよかったのでご紹介します。

社会には今も、さまざまな事情でホームレス生活を送っている人が少なからずいる。そうした人たちの自立支援に携わってきた友人が語っていた。「“救ってあげよう”と始めた活動でしたが、大変な思い違いでした」▼街の片隅で孤立し、希望を閉ざしかけていた人でも、粘り強く話を聞き支え続ければ、やがて意欲を取り戻す。そこから一緒に動き、八方手を尽くす。やっと仕事や住まいが見つかった時に返ってくる「ありがとう」の言葉は、他で聞くそれより、ずっと重くてうれしい。新たな人生を歩み始めた人が、今度は“支援する側”の活動に加わることも珍しくないという▼人とつながり合う喜びや安心感、困難に挑む日々の充実、誰もが蘇生の劇を演じられる人生の醍醐味……。「どれほど多くの学び、気付き、感動があったか。私の方が救われた思いでいっぱいです」と▼創価学会がなぜ、これほどまでに人々を糾合し、発展してきたのか。それは、池田先生のリーダーシップのもと、徹底して一人を大切にする実践を貫いてきたからだ▼一人の可能性を心底、信じ抜く。どんな人とも同じ目線に立って励まし合い、学び合い、共に成長していく。この人間主義の連帯こそ、地域社会の希望である。

今日は7月14日。すばるの月命日です。

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