職場では若手なの

私がゆっくり目に起きると、洗濯ものを部屋干ししていた妻は、今朝もゆめを駅まで送ったと言っていました。

ところで、今日妻は、職場の研修で同僚数名と東京へ行く予定と聞いていました。確か大安駅集合とのことで、半分冗談で、「あんたは送らんでええの?」と妻に尋ねました。すると妻は、「最寄りの梅戸井駅から乗ることに変更したことをちゃんと連絡入れてあるし、送りはええかな。」と返事しました。

でも、よくよく話を聞いてみると・・・、

妻の職場では、いつもの調子で”ボケ”をかましまくる妻に対し、今回の研修でも集合時間に遅れるんじゃないかとの不安が色濃く渦巻いているようで、「くりちゃんが約束の時間に来れば大丈夫だ。」と言われているそうでした。なるほど・・。

身支度を進めていた妻を横目に、私はいつもの熱~い粉茶を飲みながら、チャンネルのままに、NHKの’いきもの紀行’のような番組を見ていました。北海道の厚岸湖に飛来している白鳥の、家族の固い絆を紹介している番組でした。

番組の中で、湖に浮かぶ「アカモ」という藻を白鳥が食べているシーンが流れ、私はお茶をすすりながら、「アカモだって。」と独り言を言いました。

すると、近くで着替えていた妻が、「へー、穴子かぁ。」とつぶやきました。

「え?? 「アカモ」。」

「「赤子」ね。」

「「アカモ」・・・。」

「私、何て言ったっけ?」

「・・・。」

💦💦

 

やっぱり急に不安になって、今日は駅まで送ってあげることに決めました。

職場での子ども扱いに改めて納得し、「なるほどね。」と妻へ伝えると、

「私、職場では若手やもんでね。」と、とぼけていました。💦

駅では、電車を待つ間、超珍しい妻の三岐乗車姿を撮影しました。

1日頑張ってきてちょーだい。

🚄

読書のみなさまの反響が大きかったので、また珍語録、紹介してしまいました。

😓

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