昴は何を言いに来たのか

朝の勤行でほんの一瞬、昴を感じました。でも昴はすぐにどこかへ行ってしまいました。昴は私に「何か言いに来たのかな」と思い、慌てて聖教新聞を読み返しました。

ここかな。ここをちゃんと読めって言いに来てくれたのかな。

『新・人間革命』は、完結までに30巻を予定している。その執筆は、限りある命の時間との、壮絶な闘争となるにちがいない。
 しかし、自身のこの世の使命を果たし抜いてこそ、まことの人生である。かのゲーテも、ユゴーも、また、トルストイも、八十余歳にして、なお、生き生きとして働き、信念のペンを執り続けた。
 私は65歳であり、まだまだ若い。
 私も、『新・人間革命』の執筆をわが生涯の仕事と定め、後世のために、金剛なる師弟の道の「真実」を、そして、日蓮大聖人の仰せのままに「世界広宣流布」の理想に突き進む尊き仏子が織りなす栄光の大絵巻を、力の限り書きつづってゆく決意である。
 正も邪も、善も悪も、勝者も敗者も、厳しく映し出しながら――。
 戸田先生も、その生き方を、じっと見ているように思えてならない。

〈小説「新・人間革命」執筆開始25周年特集 後世のために師弟の真実を〉から

また一週間が始まります。

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