環境に打ち勝つ
台風10号による強風は、今朝になるとほぼ収まっています。まだ雨は降っていますが、台風の恐怖はなくなっていました。今は岐阜県で大雨となっているようです。
今日は〈名字の言〉がすごくよかったので、ご紹介しますね。
〈名字の言〉2019年8月16日
作家の檀一雄は「娘達への手紙」と題したエッセーで、長女で女優の檀ふみさんらに、こんな言葉を贈っている。「お前達の前途が、どうぞ、多難でありますように……」(『日本の名随筆「父」』作品社)▼ちょっと驚くが、続く言葉に納得した。「多難であればあるほど、実りは大きい」。苦労を避けて“安易な道”を選ぶのではなく、どんな試練にも負けない人に――幸福を願う思いの深さに心打たれる▼家庭の事情で大学進学を諦めていた高等部員が未来部担当者に励まされ、受験を決意した。だが病の父、体の弱い母、障がいのある弟との生活は苦しい。さらに勤行、食事、就寝など全て1部屋で過ごし、勉強どころではない▼そんな時、池田先生の指導に出合った。“二つの生き方しかない。「環境のせい」「人のせい」にして結局、敗北する人。歯をくいしばって環境に打ち勝つ人。どちらを選ぶかは、自分で決めることです”。彼は後者を選んだ。アルバイトで受験料を準備し、大学に合格。苦学の末、卒業した現在、社会の第一線で活躍する。彼の成長に呼応するように家族も元気になった▼太陽が昇れば夜は明ける。自身が“希望の太陽”になると決めることだ。環境や他人ではない。自分自身が光り輝けば人生の前途に闇はない。
“二つの生き方しかない。「環境のせい」「人のせい」にして結局、敗北する人。歯をくいしばって環境に打ち勝つ人。どちらを選ぶかは、自分で決めることです”
私は”歯をくいしばって環境に打ち勝つ人”でありたいと思います。
さあ、今日も一日頑張りましょう。