母の背中

今週は電車の乗客が多く、ずっと立ちっぱなしです。そのせいか、体が疲れていると感じます。

一週間が終わりました。やっぱり金曜日が一番いいかもせいれない。

今日は、名字の言を紹介します。

内容は、割と身近に感じます。

〈名字の言〉 苦難に遭うたび思い出す「母の背中」2022年4月せなか

 「なつかしい母の背中」という題名のエッセーを、詩人・三木卓氏がつづっている。3歳の時にポリオを患い、左足にまひが残った。母はそんな息子を背負い、いくつも病院を駆け回った▼結局、左足は治らなかった。だがその後の人生で苦難に遭うたび、「よく、母親の背中を思い出した」と氏は書いている。“わが子のために”との行動が、背中のぬくもりを通して生きる力を与えたのだろう(『もういちど考えたい 母の生きかた 父の生きかた1』ポプラ社)▼3人の子をもつ女性部員が、ステージ4の乳がんと診断されたのは2007年の春。「5年後の生存確率は約2割」と宣告され、抗がん剤を投与する通院治療が始まった▼「仏間には、いつも朗々と祈る母の“背中”がありました」と子どもたちは語る。その背中を見て一緒に勤行するようになり、題目の声に母の無上の愛を感じたという。女性部員は寿命を延ばし、最期まで広布に生きる姿を見せた▼池田先生は「親の背中を見ながら、子は育ち、信心という『志』を受け継いでいく」と教える。子育てとは究極、親の生きざまを示すこと。先の3人の子は長男が今春就職し、次男と長女も勉学に励む。負けそうな時は、かつての母の“背中”を思い出す。(誌)

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