ご報告
裁判所から帰宅しました。そのご報告です。今は前回ほどの感情の乱れはありません。でも、全身の力が抜けた感じです。
言い渡された判決は、禁固2年6か月、執行猶予5年。
この判決内容がどうなのか、私にはわかりませんが、検察官や弁護士さんによると、私たち被害者の意思を汲んだ最も重い判決ではないかとのことでした。執行猶予を付けない判決を望んでいた私からすると、当然、寂しさもあるのが本音ですが。
今日の判決で私がうれしかったのは、裁判官が判決の内容ついて説明した際、私たちの被害者感情についても触れてくれ、最後に、加害者は遺族に向き合っていきなさいといったことを加害者に対して言ってくれたことでした。
2週間の控訴期限が経過すると、刑事裁判は確定することになります。その後、私たち夫婦が原告となり、民事裁判に入っていくことになりますが、終了までに、さらに平均1年ぐらいかかるとのことでした。
それにしても、加害者親子に、私たちの気持ちは響いたのかなあ?
しかし今は、裁判のことは忘れたい。それが私の正直な気持ちです。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
なお、前回7月12日に私と妻がそれぞれ読み上げた文章を「固定ページ」ー『昴の部屋』内に掲載しました。もしよろしければ、ご覧ください。