一つの指針
昨夜も早めに就寝しましたので、今朝は風邪もほぼ治った感じです。ただ、私はここ何年もの間、インフルエンザ以外で寝込むことはほとんどなかっただけに、今回の突然の風邪には驚きとショックが残りました。
今朝も、ゆめとけんたろうに続いて3番目の出宅になりました。
今週から、けんたろうも加わり4人で朝勤行をしています。毎朝のリズム、大事ですよね。朝勤行に続く“日めくり御書”と“女性に贈ることば365日”もずっと続けていきたいです。この二つは、妻に読んでもらうんですけどね。
今日の聖教新聞は、〈名字の言〉から。
“人を取材するのが仕事”と語る、ノンフィクション作家の梯久美子さん。多くの出会いの中で最も心に残る一人に、クイズ番組の司会者などでも活躍した、俳優の児玉清さんを挙げた▼梯さんの著作の刊行を記念する対談でのこと。児玉さんは付箋だらけのゲラ刷りを持って現れた。そして、どこに心を打たれ、何を考えたのかを一つ一つ語っていく。梯さんの話にも熱心に耳を傾けながら▼その姿に「感謝を通り越して圧倒されてしまった」と梯さん。印象的だったのは、多忙なはずの児玉さんが醸し出す“あなたのための時間はいくらでもありますよ”という雰囲気だ。その訳を「目の前にいる相手に、そのときの自分のすべてを惜しみなく差し出しているからだと思う」と振り返る(『好きになった人』ちくま文庫)
ーーー目の前にいる相手に、そのときの自分を惜しみなく差し出しているか?ーーー
一つの指針だと感じました。