ブログを始めて一年を迎えました
今日は11月14日。昴の月命日です。そして、私がこのブログを始めて、ちょうど一年を迎えました。
よく頑張った? 物足りない?
私としては、自分なりに頑張れたこの一年だったと思えます。ブログの投稿は、一日1本か2本。たぶん、一日も欠かさなかったはずです。
今朝も親子4人で、朝の勤行をしました。私は勤行をしながら、1年前を思い出しました。昴の悲しい出来事で毎日毎日泣き続け、生きることが辛かった。でも、そんな私たちに対して、昴の同級生を始め、野球関係のみなさんや学会の同志のみなさんに励まされ、温かく見守っていただき、少しずつですが、前を向いて歩み出すことができた。私は今も、感謝の気持ちで一杯です。
そして、朝の勤行をしながら、ブログを始めた時の志しを忘れてはいけないと思いました。また、これからも、私たち夫婦が自他の幸福のために生き抜き、このブログを通じて、1人でも多くの方に、生きる勇気をお伝えできれば嬉しいと思いました。
わが子を亡くした悲しみ、それは絶対に癒えるものではありません。しかし、昴のおかげで、父さんは強くなれたしやさしくもなれたと思う。昴、父さん母さんはこれからも頑張って生き続けるから、ずっとずっと見守ってな。今朝の勤行は、昴への誓いの勤行でした。
私自身の初心の確認のため、ブログを始めた日の最初の記事を改めて掲載させていただきます。
ブログを始めるにあたって
今年3月14日、愛する我が子を亡くしました。突然の交通事故でした。
5人兄弟の末っ子、昴(すばる)を失った衝撃と悲しみは、言葉では言い表わせないものでした。悲しくて悲しくてたまりません。昴の死後、それまでの我が家の幸せな生活は一変し、私たち夫婦は今後どのように生きていくべきか、もがき苦しみ続けています。
深い悲しみに暮れる中、一体私たちの何がいけなかったのか自問自答し、これからどうやって前を向き生きていけばいいのか、いまだ悩み続けています。
それでも、残された家族同士支え合い、また、昴が通っていた大安中学校の皆さまや昴が所属した笠間クラブ・菰野ボーイズの方々、そして地域の学会同志のみなさんからたくさんの温かい励ましをいただき、職場の皆さまには私を温かく見守っていただきました。
昴の死から8ヶ月が過ぎました。私たちにとってはとてもとてもつらい日々でしたが、妻と共に真剣に祈り、また皆さまの温かい言葉に励まされ、これからの人生前を向いて生き、今まで以上に幸せと思える生き方をしよう、そして自分が幸せと思えるだけでなく周りの皆さんも幸せにしていける自分になろう。少しずつですが、そういう気持ちが私の中に芽生えました。
私の周りには、日々を一生懸命生き抜いている大勢の方々がみえます。元気はつらつで羨ましい方、逆に悩みを抱え苦しんでいる方。そんな皆さんのがんばっておられる姿をご紹介していきたいと思いますし、私自身の思いを発信していくことで、皆さんを少しでも勇気づけられたらいい。そして、そういう私の姿を天国の昴に見てもらえたら・・。そんな思いでこのブログを始めることにしました。
1周忌も迎えていないこの時期にどうかとは思いましたが、私ががんばっている姿を早く昴に見てもらいたい気持ちが日増しに強くなり、決心しました。不謹慎をお許しください。
平成29年11月14日 こばちち
勤行の後、仏間に飾ってある写真の中から、この写真に目が止まりました。菰野ボーイズの1年生大会での打撃シーンです。昴が亡くなる約半年前ですね。
ゆめを見送った後のわが家の軒先の鉢植え、南天とかずらがきれいに色づいていました。