案の定
昨夜から喉が痛く、すっかり風邪気味。今日は昼すぎまでずっと寝ていました。もちろん仕事は休みました。
案の定。昨日の電車の寒さが影響したんだと思います。運動不足で疲れやすくなっていて、風邪もひきやすくなってしまっている気がします。すっかり弱ってしまいました。
夕方地元のかかりつけ医に行きましたが、臨時休業のため、少し離れた内科医に行き、薬をもらってきました。
朝に比べるとだいぶ楽にはなりましたが、まだ微熱は治まっていませんでした。
一方妻は、何と名古屋の旧友と会ってきたそうです。この違いはいったいなんなんでしょうかね。
4月に植えた”ベロニカ”が色づいてきましたので、玄関先へ移しました。
というわけで、今日私はすっかり弱り切っていますが、すばらしい今日の〈名字の言〉をご紹介して、締めにします。
〈名字の言〉 2019年6月4日
本を読む際、心に残った文章には蛍光ペンで傍線を引き、特に感動した時は、ページの角を折り込む癖がある。年月を経て再読し、角の折れたページに来ると、少し胸が高鳴る▼“あの頃の自分は、どんな文章に心が動いたのだろう?”――読み返すと、大概、当時の悩みや課題を打ち破る希望となる言葉に印がある。それを糧に問題を克服した過去を思い出すと、珠玉の一文が改めて輝きを放ち、今の自分に新たな力を与えてくれる▼ある壮年部員は、亡き母の御書を使っている。その御書には数々の御聖訓に朱色の線が引かれ、余白に要点も書かれていた。裏表紙には、母が「ご祈念」と記した一枚の便箋が挟んであった▼「貧しいわが家の経済革命ではなく、幸せになってほしい友人の名前ばかりが書かれていたんです」。壮年は誇らしげに母を語った。御書と共に“母の心”も引き継いだ壮年は今、便箋に名前のあった友人家族に対話を重ねている▼御聖訓には「一人一日の中に八億四千念あり」(御書471ページ)と。人の心は千変万化で移ろいやすい。感動や決意も、ただ思っただけでは、すぐに消え去ってしまう。声に出して誰かに語る。二言三言でいいから書きとどめておく。その少しの行動が自他共に、人生を実り豊かにしてくれる。