慈愛

いつも帰りの電車で教学の本を読むようにしていますが、今日は帰りの電車で読むことができませんでした。だから、それまでは今夜もジョギングしようと思っていたんですが、心変わりしました。

そんな感じで帰宅しました。すると、妻が私には脇目もふらず電話していました。電話を聞いていると(勝手に聞こえてきたんですが・・)、どうやら相手はまゆみちゃんでした。長電話が終わると、妻が興奮して、まゆみちゃんとの会話を話してくれました。

まゆみちゃんは、ある悩みを抱える友人に心から同苦し、その友人を励ましているとのことで、さらに妻もその友人に同苦しているようでした。妻によると、まゆみちゃんは休日だった今日、一日中友人の励ましに奔走したとのことでした。

まゆみちゃん、すごい!

まゆみちゃんの話を聞き、私は妻とそう叫び合いました。苦しんでいる人を見ると放っておけないまゆみちゃんって、すごい! まゆみちゃん、がんばって!

そして私は、慈愛あふれるまゆみちゃんのような方々ばかりの学会婦人部ってすごい!って感動しました。

私は今夜、帰りに読めなかった本を読もうとしてジョギングを取りやめたんですが、まゆみちゃんの姿に感動してすぐにブログで紹介したくなり、ブログを入力していたら、本を読むのが疎かになってしまいました。

今夜自宅の電話へ、高校時代の同級生から電話がありました。高校卒業以来、いや成人式以来でしょうか。いずれにしても、約30年ぶりになります。電話に出てくれた妻から電話をくれた同級生の名前を聞いて、「あっ、同窓会の返事するの忘れとった。」と気づきました。同窓会は今回で2回目となるとのことですが、5年前に開催された1回目に私は欠席しています。

すぐにメモされていた同級生の携帯番号へ電話したところ、やはり用件は同窓会の出欠でした。同級生は懐かしい別の同級生の名前を出し、熱心に同窓会への出席を誘ってくれました。電話する私の隣で、妻が「出会いは大切だから、行ったほうがいいよ。」とささやき続けてくれていました。しかし、私は今回の同窓会は欠席しようと決めていましたので、同窓会の日程を確認することなく「今回は欠席で。」と返事しました。

同窓会の案内状をもらった時期が、ちょうど一周忌の直前でしたので、私はとても出席する気持ちになれなかった。それと、今日電話で話した同級生が、うちが「子だくさんやったよね。5人やった?」と言ってくれましたが、同級生は私が昴を亡くしたことを知らなかった。だから、昴の死を知らない方と何食わぬ顔をして、昔話に花を咲かせたり、近況を報告し合うことはできないと、改めて、自分の弱さを思い知りました。ああ。

私はまだまだ、昴の悲しみから立ち直っていないんですね。今夜そのことがよくわかりました。まだまだなんです。

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