人のために泣け

今日の〈信仰体験〉は、「脳脊髄液減少症」を男子部の先輩と共に乗り越えた同志の体験談でした。

「自分のことで泣くやつがあるか。池田先生の弟子なら、人のために泣けよ」
 “病気だから不幸なんじゃない。僕には師匠も同志もいるじゃないか”。そう感謝できた時、心がふっと楽になった。涙との決別を誓った、この日から、病との向き合い方が変わった。

仕事や病などの苦難に直面する友を、何としても救いたいと、心の底から同苦する自身の変化に気付いた時、「大病を患った人は人生の深さを知っている」との戸田先生の言葉が胸によみがえった。山内さんの激励で立ち上がった同志や、入会した友も生まれた。
 今の一番の悩みは、“後輩を、どう励ますか”。祈りながら、いつも山内さんは思う。先輩たちも、こうやって自分のために祈り、悩んでくれたんだなと。“池田先生だったら、どう励ますか”――今日も心で師弟の対話を重ねる。

私はこの同志の境涯には至りませんが、私なりに病苦の友人のことを祈っています。友を救えますように。救えますように。救えますようにー

祈り切って週末の対話を迎えられるか、自分への挑戦です。

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